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地籍調査を実施します

[2019年9月12日]

 人に「戸籍」があるように、土地にも地番や所有者、位置、面積などをあらわす戸籍があります。これを「地籍」といいます。その地籍をひとつひとつ調査し、記録する「地籍調査」について、詳しくご紹介します。

地籍調査とは

登記所(法務局)にある公図の約半分は明治時代につくられた

 現在、登記所に備付けられている地図の約半数は、明治初期の「地租改正」でつくられたもので、土地の境界が不明確であり、土地の実態を正確に把握できていません。そのため隣地との境界トラブルや、土地の利活用が進まないなど、さまざまな問題の要因ともなっています。また、大地震や水害の際にも、地籍調査が未実施の地域では、復旧作業を迅速に実施することができず、復興の妨げになることがありました。

地籍調査で境界を確認

 地籍調査とは、一筆ごとに土地の所有者・地番・地目・境界を確認し、現在登記されている土地情報の変更をおこなうものです。

地籍調査にはこんなメリットが

・あなたの土地が正確に記録され、登記所に保存されます。

・土地に関するトラブルを未然に防げます。

・災害で土地が変化しても、土地の境界を再現できます。 etc.

久御山町における地籍調査

 本町では、平成30年度より地籍調査を実施しています。令和元年度は、新市街地整備を進めている市田・佐古・林の一部において、一筆地調査と地籍測量を実施する予定をしています。

 また、一筆地調査を実施するための事前調査として、身分証を携帯した委託業者が測量や仮杭の設置を行いますので、みなさんのご理解とご協力をお願いします。

実施区域(斜線部)

令和元年度の実施区域(斜線部)

地籍調査の流れ

(1)住民説明会

調査に先立って、説明会を実施します。

(2)一筆地調査

一筆ごとの土地について、土地所有者の立ち会いなどにより、所有者、地番、境界等の確認をします。

(3)地籍測量

地球上の座標値と結びつけた、一筆ごとの正確な測量を行います。

(4)地積測定、地籍図等作成

測量したデータを基に、正確な地図を作り、面積を測定します。

(5)成果の閲覧・確認

地籍簿と地籍図の案を閲覧にかけ、誤りなどを訂正する機会を設けます。

(6)登記所への送付と成果の活用

地籍調査の成果を登記所へ送付します。登記所では、登記簿が書き改められ、地籍図が備付けられます。また、成果は今後、土地の売買、土地トラブルの防止、災害の復旧、各種行政運営等に活用されます。

出典:国土交通省 土地・建設産業局地籍整備課「地籍調査はなぜ必要か」(平成24年度版パンフレット)

出典:国土交通省 土地・建設産業局地籍整備課「地籍調査はなぜ必要か」(平成24年度版パンフレット)

Q&A

Q.一筆地調査(立ち会い)は必ず行かなければならないのでしょうか

A.土地の境界は、隣接する土地所有者同士で決めていただく必要があります。境界立ち会いが行われなければ、その土地だけでなく隣地の土地も「筆界未定」となります。筆界未定の土地を、後に確定させるには、大変な手間と費用が個人負担となります。こうしたことにならないよう、必ず立ち会いをお願いします。

Q.民地と民地の境界についても町が決めてくれますか

A.地籍調査はあくまでも隣地土地所有者同士で決めた境界を確認し決定するもので、町が民々境界を決定することはできません。できる限り関係者と協議し、民々境界の確認をおこなうようご協力ください。

Q.立ち会いが行われない場合や、立ち会っても境界が決まらないときはどうなりますか

A.「筆界未定」として処理し、登記所に送付します。

Q.「筆界未定」を解消するためにはどのような手続きが必要ですか

A.「筆界未定」として登記された土地を地籍調査後に解消する場合は、土地所有者の個人負担によって、地図訂正(境界確定・測量)の登記申請をおこなうこととなります。改めて町で地籍調査をすることはありません。

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